ハーフの子すらバイリンガルへの道は険しい?
春休みモードですね、武者小路カオリです。
ワーママには春休みありませんので今日も出勤、社畜モード。保育園児の次男は、保育園へ、小学生の長男は悠長に自宅にて待機。
と思いきや、在宅ワークのお父さんからフランス語の手ほどきを受けておるとの連絡が。
お昼休みに夫と電話すると、楽しんでフランス語の勉強出来たとの事。ワァー、嬉しい。
日本語のみで生まれ育った人からすると日本語以外の言語を話せる事って大きな憧れだったりしませんか。私はそうでしたが、あまり外国語(主に英語)が上手くないので(日々努力はしつつも)、子供に大いなる期待を寄せてしまいます。
殆どの親御さんが我が子たちに英語を始め外国語を習わせているのではないでしょうか!
お金、掛かりますよね。だって自分で教え切る事が出来ない物にはプロフェッショナルがいて、その教えることに付加価値つけてお金頂くビジネスモデルですから。
我が家のバイリンガル教育と言えば、
【お父さんがそもそも外国人なので簡単やん?!】と思われがちです。
(確かにそうです!)
でも、子供って面倒臭がり屋さんなので、日本語が楽なら日本語を話そうとしてしまいます。
【え、お父さんとフランス語話せばそれで良いやん?!】と思われがちです。
(確かにそうです!)
お父さん、日本語ペラペラ過ぎて子供たち気づいちゃってます。お父さんがフランス語を話して来たら、それはスンナリ理解して、流暢な日本語で返答・会話しちゃってます。
なかなか難しい子供たちです。
「フランス語で話してよー!」って言っても絶対話して来ません。私になんて以ての外。
どうしたら良いのでしょうか。
それは、フランス語じゃないとダメな事、物を探して自らフランス語を使おうとさせる、サポートをしてあげる事かなーっと、最近気付き始めました。
《フランス語を話すお友達》
長男の小学校に上の学年でお母さんがフランス語ネイティブの男の子がいるそうで、会ったら、
“Bonjour! Ça va?”
と会話してるらしいのです。これは、本人達がお互いの共通点、他の子にはない自分達だけの共通点を見つけて楽しく会話しているのです。
長男は、この日の事をとても楽しそうに私に報告して来ました。これです!これ!
レッツ自分から!
《フランス語のコミック》
夫が本国から持って来た大量の仏語のコミック達。毎晩(できるだけ)子供たちに読み聞かせしています。子供たちは、そのコミックの読み聞かせが楽しみで仕方がないようで、読んで読んでとせがみます。
長男なら、アルファベットが読めるようになりフランス語の言葉読める様にさえなれば自分で読めるのです。
今、文字を一生懸命練習するのは、そのコミックを読む為の様です。目的を持って勉強すると上達も早いです。
《外国へ旅行》
昨年ハワイに長男を連れて行きました。小学校で英語に触れ始めたので
“Hello how are you?”程度はいけるかな。と期待していましたが、なかなか言えないものでした。でも、面白い物で、彼の一番近い外国語はフランス語なので、
Hello!に対して
Bonjour!と返しているのを見受けました。
子供なりに外国にいる事を感じて、日本語以外の言語で何とか生きようとするんだなぁと。
外国へ連れ出す事は、子供の外国語への意欲を引き出す物なのですね。子供の適応能力の高さを見抜いて可能性を大いに引き出しましょ!
最近の親子勉強の成果↓
NはNose(英: 鼻)のNではなく、Nez(仏: 鼻)のNであるとするところが夫のこだわり笑笑
(幼稚園児用の公文でやってます。)
ハーフの子は、親が外国人という特権はあるのですが、それだけではペラペラのバイリンガルになるのは厳しいです。やはり、その時点での日本語と同じレベルの外国語の勉強が必要になる事をつくづく感じています。
塾やお教室に入れる事も手ですが、それと同時に親が頑張らないといけません。
私なら、下手くそですがフランス語で会話したり、英語で話しかけてみたり、何かしら関与していくようにしています。
放っておくとまだ小さい子供はサボります笑笑