Let’s enjoy ワーママスタイル✈︎✈︎✈︎

◇このブログでは、女として、母として、会社員として、ワーママとして、主婦として、夫を支える嫁として、大人として、など色んな視点で物事を見ようとして見れる様になった私の成功体験や、失敗談など綴って行き、世の悩める女性の応援をしていくのを目的としています。女性のみならず、営業として経験も書きますので新人営業、これから就職して営業になりたい人、外資系企業を目指す人に向けてヒントなどをお伝えしたいと思っています。

バレーボールのセッターを役職に置き換えると…

 

身体健康維持はスポーツ任せ、好きなものを好きな時に食べても太らない、小中高でバレーボールを経験、長男の幼稚園ママさんでバレーボール再開、そこから再燃している武者小路カオリです。

 

皆さん普段スポーツはされますか?

 

 

私は、毎週金曜日とその他不定期でバレーボールをして

 

 

に楽しんでいます。

 

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小中高でやってきたのでそれなりの動きが出来るので、大人向け(ネットがものすごい低い、ルールが緩和された)ルールでかなり楽しくプレー出来ていて、毎週末がとても楽しみです。

 

 

(今更ながら)バレーボールはチームプレーです。

 

相手のサーブをレシーブしてセッターに返し、

→セッターがアタッカーにトスを上げ、

→アタッカーがスパイクを打つ。

この流れが基本ですよね。

 

 

このこのバレーボールの攻撃でキーとなるのが、

セッター。セッターが良いトスまたは、アタッカーの好むトスをどれだけ上げられるかで得点率が変わりチームの勝ち負けが左右されます。


私は学生時代ずっとセッターでした。
幼稚園ママさんでも年長組から途中入部してセッターを努め、それまで専門セッター不在でなかなか勝てなかったチームを2年間で注目されて練習試合の相手に困らないくらいのオファーが来るチームにまで成長しました。

あとは、負けたくないマインドも誰よりも強く、声も張るのでチームがどんどんと盛り上がったのは事実です。
それだけ、チームの司令塔と言われるセッターが変わるとチームも変わる事を実感しました。


 

セッター思考 (PHP新書)

セッター思考 (PHP新書)

 

 

 

私の大大大尊敬する、ロンドン五輪銅メダリストの天才セッター竹下佳江さんの本。

何度も挫折して、自分のできる事とは、セッターの仕事とは?を追求してメダル獲得まで至った、彼女のセッター思考をこの本で学びました。

 

たかが幼稚園ママさんバレーボールでも、ちゃんとしたインター幼稚園の試合もあり、毎週数回の練習を真剣にかつ楽しく、試合に勝つ為に一丸となってきました。

 

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時に言い合いもしたし、悔しくて涙する事も。

バレーボールのみならず、団体スポーツを一生懸命する中で、コミュニケーションがチームの力を高めたり低めたりもします。

 

人と人を繋ぐセッターポジションだから見えてくる事がここには書かれています。

セッターという立ち位置は仕事でも役に立つ、というような事を竹下さんは書いていました。

 

この本を読みながら、これって職場の構造にも置き換えられるなぁ~。と育休時幼稚園ママさんバレーを楽しんでいた時にふと思いつきました。



私の勤務する会社の営業所に置き換えると、

 

  1. 支店長=監督
  2. 課長=セッター
  3. 営業=アタッカー
  4. 内勤=レシーバー


支店長=監督

コートの外から指示出し。支店長は営業所の全体を見る。
このポジションがチームの方向性を決めるという重要な役割です。

課長=セッター(司令塔)

一番冷静にチームを見て自身も一員として動く。レシーバー(内勤)が拾った厳しい球(案件)を何とか捨て身でもアタッカー(営業)に上げる。それをさらにはナイストス(営業が攻めやすい道筋)する。
セッターが調子悪くてナイストスが上がらなければアタッカーも気持ちの良いスパイクが打てない、もしくはコースを読まれてブロックにかかってしまう。
セッターは、チームの人々に勇気も与えるし、アタッカーにレシーバーの気持ち(球)を伝えるというかなり重要な役割を果たします。

営業=アタッカー

基本的に3本目に球を触る、優しい球が基本的に上がってくるので構えなくて良いが、上がってきた球を相手コートに打ち返して点にしないといけないのでプレッシャーが強い。
営業も、内勤が準備した資料を持って取引先などでプレゼンしたり契約を取りに行ったりし、営業トークなどのスキルをアップさせて売り上げを取りに行かないといけないプレッシャーがある。

内勤=レシーバー

サーブレシーブなど相手からの直接の球(電話)を拾ったり、前衛がブロックしたスパイクのワンタッチを拾ったり、割り合い厳しい球を拾いますが、決定打を放つ事はない守りのポジション。
セッターへ基本はナイスレシーブを返しますが、ミスをすると結構風当たりが強いポジションでもある。割り合い身長が低い人がつくポジション。

 

この様に、営業は、営業戦略に則って売り上げを上げるため、バレーボールも戦略を立てて勝つためにメンバーが構成されています。
その与えられたポジションを個々が全うする事が、チームを勝利に近づけます。

この与えられたポジション以外のことをやってしまうと、なかなか得点出来ません。


例えば、

 

  • 営業が内勤の電話を取る。これは、バックに相手コートから飛んできた球をアタッカーが下がりながら拾う行為に当てはまります。レシーバーがカットすれば、その間にアタッカーは大きく開いて助走の為のスペースを確保、高く跳んで上からスパイクを打つ事が出来ますね。営業が内勤の電話を取る事は、営業に出る時間を遅らせてしまうなど、本来やるべき事の時間を奪われる事につながります。

 

  • 課長が営業の仕事をする。これはあまりないですが、セッターがアタックするみたいな事です。(ツーアタックなど点がとりやすく相手ペースの試合進行のリズムをこちらペースに流すやり方もありますが。)セッターはトスを上げるための人。仮にアタックしたら、助走が出来ないので、ブロックにかかりやすいです。あまり点にならないという事です。トスに特化したポジなので、セッターがトスを上げると、速くて正確なトスを上げる事が出来て速攻などのコンビバレーが可能となります。速攻で打つとブロックにかからないなど有利な点が生まれ点が取りやすくなります。だからこそセッターはセッターポジションにいないといけません。課長は、課長の席にいないといけません。


なので、それぞれの与えられた仕事は確実にそのポジションの人がやるべきです。

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でも、誰かがミスったら必死でそのカバーをしないと、チームは負けてしまいます。

 

  • レシーバーがサーブを弾いた。セッターが捨て身でトスを上げに行く。
  • セッターがネットに近いトスを上げてしまった。アタッカーが体を反らせながらもネットに触れないように強打を打ちに行く。
  • アタッカーが打った球がブロックされた。下で待ってブロックフォローをする。
  • チームが負けたら、監督が何らかの責任を負う(支店長が責任を負うなど)





私の職場の人でも多いのが、


他人の仕事を奪う行為 です。


これでは、回るものも回らなくなるのです。
チームメイトを信じて、一つの目標に向かってひたすら与えられた仕事をこなす、です。

ミスを恐れず、皆で声掛け合って楽しいチームで職場で働けば、福来る!